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ダダダ研究室
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No.49

猫使の愛らしく丸い造形から、ついマシュマロやグミのような、熱で溶ける柔らかい甘い菓子を連想してしまう。
猫使の身体の構造については、観察者側の解釈に委ねられている。ヒトか、ネコか、モノか、この仮定がそもそも誤りであって、猫使は菓子だった。そして、壁の向こうの暖かい部屋の中で、溶けて床に広がっている──そんな光景が眼前に広がる。
この不安を払拭するために、扉の前で強く否定してからドアを開けた。そこで、猫使は確かに溶けていた。ソファからずり落ち、床にだらりと伸びた姿で、「ネコが溶ける」と形容されるあの状態になっていた。

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